「自意識」


〜2、韓国―その1。


たとえば韓国人ならば自分たちのことを中華、すなわち、世界の中心の延長なのであって、そしてその一部分として意識してとらえている。たとえクチには出さなくてもホンネはそうである。そのように捉(とら)えるしかないのである。もともと韓国(朝鮮)には大したものが無いのだから、そうやって自分を確かめるしかないのである。

世界とはユーラシア大陸であり、その中心が中華であり、そしてそれにもっとも近いところに位置するのが自分たち朝鮮なのである。中国は「北方遊牧民」に絶えず侵略され続け、その歴史の長い期間を北方遊牧民に支配され続けた。そして支配した北方の遊牧民は中華の文化に同化していったのである。

朝鮮は中国から見ると、中華=漢民族の最終的な避難場所だったのである。そしてある意味では、中国自身よりも朝鮮半島の方がより中華的なところがあって、むしろ、朝鮮人の方が自分たちが中華的なのを自負していたのである(小中華思想)。実際、中国自身よりも朝鮮の方がより儒教的なのである。

もどる。              つづく。