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自分の中にある、どうでもよいような偶然の、ほとんど忘れられていたような何らかの「機能」といったものが目覚めて来て、呼び覚まされて、そしていつの間にか自分にとってなくてはならない、不可欠の重要な機能として自分を支配し、そして規制してゆくのである。 あるいはまた、いままで常時使われていた機能といったものが、ほとんど忘れられ使われなくなることもある。 そして、そうしたことの、非常に長い数十数百世代に及ぶ繰り返しといったものが、それが機能する手段や方法、道具、そして条件といったものを変えてゆくのである。つまり、特殊化=最適化してゆく。そして自然淘汰されてゆくのである。 |
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