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1、限られている。


精神は、現実の世界を通して現れてくる。そしてこの現実の世界というのが「限られている」、というのをもっとよく考えて見る必要がある。そうしたことが、私たちが生きている日常の様々なあらゆる場面で現れているからである。

私たち人間の身体のカタチと機能がそうであり、日々使っている私たちの言語がそうであるし、そしてまた、私たちが生きている現実世界の見るもの、聞くもの、触れるもののすべてがそうだからである。

限定され条件付けられているからこそ、現実にある何かになり得るのであって、制約も条件もないところに何かが定められたり、カタチが作られるといったことがないからである。


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