index< 日誌 < ao強制力 < 21-31「制約Q:直感的予測能力」 |
だからこれが、「直感的な予測能力」なのである。そしてまた、そうした自分の肉体のなかで現れては消えてゆく、無意識の衝動のクセ(癖)や傾向、方向とでもいったものなのである。なにかしら、あらかじめ制限されていて、方向づけられている、そして自分でも気づかないまま、それへと誘われ導かれて行くのである。 しかしまたそれは、もともと自分の中にあったものなのである。自分というのが、もともとこのようなものとして、生まれ出てきているのである。それしかなく、そうならざるを得ず、そうしなければならないように、あらかじめ条件づけられているのである。 それ以外の存在の仕方を知らず、出来ないものとして生まれ出てきているのである。遺伝情報というのが、もともとそのように設計されていて、そしてまた、それに適(かな)うような環境の下でしか生きて行けないように、出来ているのである。 |
index< 日誌 < ao強制力 < 21-31「制約Q:直感的予測能力」