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それは、観念の中の仮想の世界に過ぎないのである。しかし、それが仮想であるためには、何らかのそのカタチが必要なのであって、すなわち、それが自分にとっての仮想の限界であり、境界線なのである。 それは自分の中の、観念の世界の傾向であり、個人的で個性的な境界を意味している。そしてこの境界線が、自分にとっての観念の世界のカタチなのである。そして、外の世界に対する自己の原理なのである。 そしてまた、この自己と他者を区別する境界線が、自己の精神のカタチなのである。見える外の現実世界にカタチがあるように、精神の世界にも、自己と他者を区別する境界線がある。そしてこれが自己の精神のカタチであると共に、神聖不可侵の自己の精神の領域なのである。 |
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2019-0126-0207