< 社会のカタチ。


〜6、「意識のカタチ」


ヨーロッパの地形は、特に地中海沿岸地域は、
農業、商工業、交易(=略奪・戦争)などが、いつも
入り乱れて、不安定にさ迷い、移動し、
変化し続けてきた世界である。
それは、閏浣とは対照的な世界である。

東閏浣は文明が発生した時点、つまり、
農耕が開nされた時点から、同じ民族が、
同じ生産の様ョ(米作)で、そして同じ場所で、
先祖伝来ずっと同じように生きてきた。
米作をメインにする限り、それは不可避である。
そうしてのみ、文明が維持・保存・継続されたのである。

変化も、移動も、交替もない社会である。
大朝が替わっても、中身は何も変わることがなかった。
日本では、その大朝も替わることがなかった。
何もかもが初めから先天的にサダメられていて、それに
疑問をいだいたり、考えたりすることがなかったのである。

このような生存と、意識の様ョの根本的な相違が、
個人の自立に深く関与していて、岼朦鋪では個人蜍`が、
そしrッ灼アでは集団蜍`が主流となったのではないだろうか。

そして、その条件・前提となったのが、
生産の様ョであり、そしてこの様ョを決定づけたのが、
地理的・気候的条件、ゥ然環境とそこから形成されてきた、
感覚や感じ方の気ソや情緒といったものである。つまり、
情緒としての風土が、そこに住む人間の「意識の様ョ」を
決定づけていると言える。


戻る。             続く。