index< 日誌 < v夢の中 < 19-013「夢の情景」p4- |
なぜだ? なぜ、ぼくはこのような夢を見ているのだ? これは、いったい僕の何を表明しているのだろうか。気まぐれ、思い込み、偶然、錯覚、偏見・・・。しかしまた、このような無意識の偏見こそが自分のあらわで正直な本心ではないだろうか。それはいったい何を示すもので、何を訴え、問いかけているのだろうか。アホらしくて疲れる話であるが、それが僕にとってみれば気になって仕方がないのである。 僕は、こうした夢の情景の中で、いったい何を見ていたのだろうか。それは、見える情景の世界などではなくて、そうした情景を映しだした、自分自身の精神の世界を見ているのだ。それは、自分自身の心の中の、背景の世界を映し出しているのである。自分で自分の心の中をのぞき込んでいるのである。 つまりそれは、ぼくが求めているもの、願い、欲して、信じようとしているもののことである。そうしたことが夢のなかで、このようなイメージや物語りとして映し出されているのである。 |