index< 日誌 < aa暗示 < 22-98「強制力」p9 |
では、この特性とは何か。それはひとことで言って、自分自身の肉体内部の自律した神経の事である。意識とは別に活動している、自分自身の肉体内部の営みのことである。そしてこような意識以前の、自分自身の無意識の世界を言っているのである。 意識として自分でも感じられるといったことのない、肉体自身の日常的な無条件反射の世界なのである。意識とは別に、意識を無視したところで行われ続けている、肉体自身の営みのことを言っているのである。 意識以前のところで、意識を支配し規制している、自分自身の感覚の感じ方のことを言っているのである。精神が自分の内に向かう反省する意識でもなく、かといって自分の外に対するものでもなく、それらすべてを含み、そしてそれらすべての根源にあるもののことなのである。 |
index< 日誌 < aa暗示 < 22-98「強制力」p9