index< 日誌 au錯覚23-81「続、闇の中」p5


3、オリジナル。


このような空想とは感じ方であり、感性の世界であり、そしてそれは、情緒や生理の反射作用の繰り返しから蓄積されて、生み出されたものなのである。自分自身の、自分にしかないオリジナルな感じ方といったものが、現実に見えないものを自分の中で作り出しているのである。

そしてこの感じ方とは自分自身の情緒の世界であり、祖先のタマシイでもあり、自分自身の中にある種としての自律性に基づいているのである。そしてこれが自分の中から浮かび上がってきているである。

自分の中にある必然性といったものが、見える現実世界の意味といったものを、別の場所から、異質で次元の異なる別の世界から、自分を見ているのである。また、そうやってしか自分には見えてこないのである。自分が自分の中で自分を見ている。自分の中で自分が分裂している。そして対立し問いかけているのである。

戻る。                続く。

index< 日誌 <au錯覚23-81「続、闇の中」p5


a