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2、信じるもの。


また、自分でもそれをハッキリと意識することなく、そうした仕草や表情をしている。まるで無意識のクセや習慣のように。しかしまた、このような数限りない様々なクセや習慣の積み重ねが私たちの日常の世界を支配している。

私たちの生き方や常識、そしてその上に拠って立つ社会のシステムが、このような馴れや習慣の積み重ねの結果の上に成り立っている。

私たちが無意識の内に信じ、求め、願ったりもしている信仰や信条、思想といったものも、このような自分自身の日常の世界を基にして始めて成り立つのであって、また、これが自分にとっての生き方なのであって、日々の暮らしといったものなのであって、そしてまた、これが自分たちにとっての「信じるもの」になっているのである。

戻る。                続く。

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2019-0113-0120