index< 日誌 <j生理的情緒< 24a-79 くり返し 13 「時間」p7 |
そうだとすれば、もう一つ本質的なことがある。人間の精神といったっものが、このような自分自身の歴史の中にあるということである。肉体と精神が別のものであるならば、そうならざるを得ず、それしかないということである。 精神が時間的な歴史の中でのみ確かめられるという意味である。そして同時に、このような時間と空間の中で精神と肉体は、それぞれが互いに入り混じり、重複し、行ったり来たりし、交感し交流し合っている。 それは、自分自身の肉体の感覚と生理の世界なのである。そうして自己の自律した必然性を見ているのである。 |