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6、無意識。


そしてこれが自分にとっての習慣やシキタリ、常識といったものなのである。すなわち、この時点で自分にとっての何もかもが縛りつけられていて、宿命づけられているのである。あらかじめ、このようにしかならないように出来上がってているのである。 

感覚や思考といったものが、祖先からの無数の世代の繰り返しの中で固定されてきた、日常の世界を基にして成り立っているのである。そしてこれが感覚と思考の背景とその下地の基礎なのである。人間の存在の仕方そのものが、そにようにして成り立っているのである。

そしてこれが自分自身の無意識の世界を成しているのである。あるいはまた、そうしたことの現実の営みとして、自分の中の神経や生理の働きとなって、自分自身の情緒の世界を生み出しているのである。

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2019-0601-0609