index< 日誌 c信じるもの aw色 < 24a-25「まぶしい 1」p7

3、望み。


しかし、この「まぶしい」というのを、もう少し考えて見なければならない。まぶしいのは、明るすぎて何も見えないにも関わらず、それをムリヤリ見ようとするからである。それは本来、見えてはならないものなのである。だから、神や仏は光輝く、光の中から現実の世界へと現れてくるのである。

それはマブシイのである。無いものを見ようとするときは、マブシくなければならないのである。それは本来、届いてはならない世界なのであって、届くはずのない世界なのである。だからそれは、マブシクなければならないのである。

それは飽くまでも可能性なのであり、望みでもあり、そして自分が最も願い求めるものなのである。そうした無意識の世界で、自分でも気づかず知らぬ間にそうした態度を取っているのである。

戻る。                続く。

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2019-0511-0513